2012年4-6月期GDP予想~前期比年率+2.7%を予想

政策効果に後押しされ、持ち直しが続く

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2012年08月01日

  • 齋藤 勉
  • 経済調査部 シニアエコノミスト 増川 智咲

サマリー

◆2012年4-6月期GDP1次速報(2012年8月13日に公表予定)では、実質GDPが前期比+0.7%(年率換算+2.7%)と2四半期連続でプラス成長になる見込みである。

◆民間消費は前期比+0.4%と5四半期連続のプラスになると予想する。公共投資(公的固定資本形成)は、前期比+2.4%と2四半期連続のプラス、住宅投資は前期比+2.8%と2四半期ぶりのプラスになるなど、内需は政策の後押しを受けて持ち直しが続く見込み。

◆輸出は前期比+2.0%と2四半期連続のプラス、輸入は前期比+2.4%と12四半期連続のプラスとなる見込みである。増加基調の続く輸入により、外需寄与度は前期比▲0.1%となると見込んでいる。

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