サマリー
◆個人消費の基調は持ち直しの動きが続く:2012年2月の家計調査によると、実質消費支出は前年比+2.3%と2ヶ月ぶりのプラスとなった。ただし、2012年2月はうるう年であったことを割り引いて見る必要がある。消費支出(除く住居等)の季節調整値で見れば前月比+1.5%と3ヶ月連続で増加している。気温が低い水準で推移したことなどから季節商材に一部で弱い動きも見られたが、一時的な要因を除けば概ね堅調な動きであり、供給側の統計や雇用環境、マインドなども併せて判断すると、消費の基調は持ち直しの兆しが現れ始めたと言える。
◆雇用環境は緩やかに改善傾向:2012年2月の完全失業率(季節調整値)は4.5%となり、前月から0.1%pt改善した。また、2月の有効求人倍率は0.75倍と、前月から0.02pt改善した。新規求人倍率も改善しており、総じて見れば、雇用の基調は緩やかに改善傾向にあると言えるだろう。
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