2018年08月24日
サマリー
◆日本銀行から2018年7月に発表された主要銀行貸出動向アンケート調査において、企業向けの資金需要判断DIは、前回調査より大企業は上昇した。一方で、中小企業は2四半期連続で低下した。背景として、建設・不動産向けの資金需要の減少が考えられる。
◆個人向けの資金需要判断DIは、消費者ローンは2四半期連続のマイナス、また、住宅ローンもマイナスに転じた。個人向け資金需要の減少要因として、「住宅投資の減少」を挙げる回答が目立った。
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