2018年05月07日
サマリー
◆日本銀行から2018年4月に発表された主要銀行貸出動向アンケート調査において、企業向けの資金需要判断DIは、前回調査より大企業、中小企業ともに低下した。ただし、中小企業の資金需要は依然として相対的に高い水準を維持している。
◆個人向けの資金需要判断DIは、消費者ローンにおいて2012年1月調査以来のマイナスへと転じた。消費者ローンのうちカードローン向け貸出の高い伸びについて金融庁、日銀が懸念を示したこと等を背景として、個人向けの貸出運営スタンスは低下傾向にある。
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