2012年11月27日
サマリー
◆経済産業省が地域のニーズに応える若者・女性等による起業・創業について、1社あたり数百万円程度の補助金を支給し、1万件の起業創出を提案した。
◆一方、米国や日本の一部においては、インキュベーション・ファンド(起業支援ファンド)が起業家に業界内外の人脈や創業資金を得る機会を提供し、先端技術ベンチャーを活性化させている。
◆施策案は少額出資や起業経験者による起業家支援の活用を盛り込むなど、民間の新しい手法を取り入れ、総合的な支援を提言している。今後も官民がノウハウを共有し、起業支援体制の強化に取り組むことに期待したい。
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