データサイエンスで紐解く健康経営①

健康経営度調査で高評価な法人が持つ特徴とは

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2026年01月08日

  • 金融調査部 主席研究員 太田 珠美
  • 経済調査部 主任研究員 新田 尭之
  • 調査本部 フェロー兼エグゼクティブ・サステナビリティ・アドバイザー 塩村 賢史

サマリー

◆「データサイエンスで紐解く健康経営」シリーズの第一弾となる本稿では、経済産業省が実施している健康経営度調査のフィードバックシートの大量のテキストデータ等を使って、高評価を得ている法人の回答の特徴などを分析した。なお、健康経営度調査は、調査対象となった企業が自社の健康経営に関する戦略や課題認識等を回答するものであり、「健康経営銘柄」の選定や「健康経営優良法人」の認定のための基礎データとしても活用されている。

◆健康経営度調査で高評価を得ている法人は「課題解決または効果に繋がるKPI」と「施策の実施・効果検証」において、「アブセンティーズム・プレゼンティーズム」「エンゲージメント」のように、具体的で計測可能なKPIを設定し、PDCAサイクルを回す傾向があることが確認された。

◆最終目標に向けて、どのような施策により目標達成を目指すのか、その実効性を測る指標は何なのかを的確に捉えて、それを可視化し、経営者と従業員の双方が深く理解することは、この健康経営に限らず、サステナビリティに関する取組みを企業価値向上につなげる上でも共通して重要なことであり、企業の経営戦略そのものを表現するものと言っても過言ではない。

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