2014年12月25日
サマリー
◆社会的責任投資(SRI)は、投資プロセスに非財務情報も考慮する投資や株主として企業に働きかけることをいい、欧米を中心にSRI市場の規模が拡大している。
◆2011年末における世界全体のSRI市場の規模は約13.6兆ドルで、運用資産額の21.8%に相当すると推計されている。米国のSRI市場の規模は、2012年調査の約3.7兆ドルから2014年調査では約6.6兆ドルへと拡大している。欧州も2011年末の約6.8兆ユーロから、2013年末には約9.9兆ユーロにまで拡大しているとみられ、直近の世界全体のSRI市場も大幅に拡大していることが推察される。
◆企業価値に対する財務情報の説明力が低下していることや、日本版スチュワードシップ・コードの策定などで、SRIだけでなく、経済的リターンを求める投資においても非財務情報に対するニーズが高まっており、企業はCSR経営を実践するだけでなく、その情報を適切に開示することが求められよう。
このコンテンツの著作権は、株式会社大和総研に帰属します。著作権法上、転載、翻案、翻訳、要約等は、大和総研の許諾が必要です。大和総研の許諾がない転載、翻案、翻訳、要約、および法令に従わない引用等は、違法行為です。著作権侵害等の行為には、法的手続きを行うこともあります。また、掲載されている執筆者の所属・肩書きは現時点のものとなります。
執筆者のおすすめレポート
-
CO2排出量の動向と企業パフォーマンス
ESGポートフォリオのリターン分析④
2015年07月17日
-
ESGポートフォリオのリターン分析③
気候変動問題への対応の評価によるポートフォリオ
2015年04月08日
-
ESGポートフォリオのリターン分析②
企業統治関連のポートフォリオ
2015年03月11日
-
ESGポートフォリオのリターン分析①
女性活躍関連のポートフォリオ
2015年02月06日
-
SRI(社会的責任投資)の投資手法
2012年10月01日
-
SRI(社会的責任投資)
2012年09月01日
同じカテゴリの最新レポート
-
実運用段階に入った国連管理型カーボンクレジットの利用可能性
供給制約と利用制度の要件を踏まえたクレジット活用の視点
2026年09月04日
-
2026年3月期有報の人的資本開示②
「従業員給与等の決定方針」に何が書かれていたか
2026年08月17日
-
ボランタリー・カーボン市場(VCM)の動向と国際取引の課題
高品質クレジットの流通を支える市場・制度基盤の整備
2026年08月14日
最新のレポート・コラム
よく読まれているリサーチレポート
-
2026年ジャクソンホール会議の注目点は?
ウォーシュ議長はインフレ抑止に対する姿勢を明確に打ち出すか
2026年08月20日
-
“TACO”指数で読む トランプ大統領の“TACO”化の兆し
市場と世論が映す政策転換のサイン
2026年08月13日
-
高市政権誕生後の長期金利をどうみるか
2035年に3.3~4.0%程度で、海外保有拡大で更なる上昇も
2026年08月12日
-
第230回日本経済予測
円安・金利上昇下の日本経済と成長力強化への課題①AI活用による経済への影響、②資産市場と経済の好循環、を検証
2026年08月21日
-
GPIFガバナンス改革の功罪と課題解決の道
目先の運用見直しの可能性は低いが、硬直的運用への対応が課題
2026年08月13日
2026年ジャクソンホール会議の注目点は?
ウォーシュ議長はインフレ抑止に対する姿勢を明確に打ち出すか
2026年08月20日
“TACO”指数で読む トランプ大統領の“TACO”化の兆し
市場と世論が映す政策転換のサイン
2026年08月13日
高市政権誕生後の長期金利をどうみるか
2035年に3.3~4.0%程度で、海外保有拡大で更なる上昇も
2026年08月12日
第230回日本経済予測
円安・金利上昇下の日本経済と成長力強化への課題①AI活用による経済への影響、②資産市場と経済の好循環、を検証
2026年08月21日
GPIFガバナンス改革の功罪と課題解決の道
目先の運用見直しの可能性は低いが、硬直的運用への対応が課題
2026年08月13日

