サマリー
◆本5回シリーズでは、第1回から第3回までが2025年へ向けての人口動態、消費動向、労働力市場の変遷について、第4回はライフスタイルの変貌について考察した。最終回は人材に注目して考察を行う。
◆労働力人口の減少傾向は当面続くと予測されている。その対策として企業は『ホワイトカラーの労働生産性向上』、『女性・シニアの活躍』に取り組むことが必要である。さらにそれらの施策を側面支援する『社員のコミュニケーションスキルの向上』に注力することが求められるであろう。特に女性活躍の視点では、出産・育児の負担を女性だけでなく全員で共有する『ベビー&キッズサポート』の発想が不可欠である。
◆働き方を変えて労働生産性向上を実現し、かつ女性・シニアの活躍を活性化するためには社員の意識改革が必要である。そのためには若年層の時期から自分の人生設計やキャリアアップを意識した自立的な行動を促進することが望ましい。具体的には『MYライフプラン』、『MYキャリアプラン』の作成とセルフモニタリングが不可欠である。
◆職場のコミュニケーション活性化は職場の人間関係を良好に維持し、かつ労働生産性向上に大きく貢献するであろう。例えばファシリテーション、コーチング、カウンセリング等の高度なコミュニケーションスキルを有する専門職は社内のみならず市場価値を高めるであろう。
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