サマリー
◆イノベーションという言葉は盛んに使われるが、どこかつかみどころがない言葉である。本稿では、シュムペーターの「新結合」という言葉に立ち返りつつ、イノベーションが企業にとってもつ意味を考える。
◆「新結合」とは言い方を変えれば、「新しい組み合わせ」である。何と何を組み合わせるかは多様であり、多くの可能性に満ちている。
◆「新しい組み合わせ」とイノベーションをとらえたときに、企業の側からの一方的な見方ではなく、顧客の文脈の理解こそが大切である。
◆デザインは、意匠・形態にとどまらず、顧客が製品・サービスを使用する文脈と顧客が得ることができる経験への理解、顧客との深い関係の構築をも射程に含んでいる。その意味で、イノベーション経営への重要な視点を与えている。
このコンテンツの著作権は、株式会社大和総研に帰属します。著作権法上、転載、翻案、翻訳、要約等は、大和総研の許諾が必要です。大和総研の許諾がない転載、翻案、翻訳、要約、および法令に従わない引用等は、違法行為です。著作権侵害等の行為には、法的手続きを行うこともあります。また、掲載されている執筆者の所属・肩書きは現時点のものとなります。
同じカテゴリの最新レポート
-
コングロマリット・ディスカウントの再考察
~日本企業の定量分析から読み解く、人的資本経営と企業価値の新関係~
2026年03月25日
-
シリーズ 民間企業の農業参入を考える
第3回 生産基盤としての耕地(1)
2025年09月05日
-
シリーズ 民間企業の農業参入を考える
第2回 異業種参入:持続的成長をもたらす戦略とは
2025年03月11日
関連のサービス
最新のレポート・コラム
-
一括取得型自己株式取得(ASR)入門
ASRに関する基本的な事項をQ&A形式で解説
2026年10月16日
-
「次期学習指導要領等に向けた審議まとめ」における金融経済教育に関する記述
金融経済教育関連に限ると、大幅な拡充は行われない方向性か
2026年10月16日
-
日本の長期金利、2035年に5%台の可能性
2035年に3.5~4.2%程度で、海外保有拡大で1%pt超の上乗せも
2026年10月16日
-
なぜ企業は同じ情報を何度も提出しなければならないのか
公的統計のデジタル化を問う①-負担軽減の「効果」
2026年10月16日
-
成長投資の先にあるもの ~AI時代に問われる「組織能力」~
2026年10月16日

