サマリー
◆最大の牽引役は個人消費であり、自動車など耐久財に加えて非耐久財やサービス支出の伸びも加速した。7四半期ぶりの高い伸びになった住宅投資とともに家計部門が好調であるが、暖冬によるプラス効果を考慮すると、Q2以降もこの勢いが続くか不透明。雇用・所得環境の着実な改善が続くかが大きなカギになっている。
◆一方、Q4に比べて減速する要因となったのが設備投資と在庫変動であり、特に設備投資は構築物投資の減少やIT投資の大幅減速が響いてマイナスに落ち込んだ。足もとの指標は目先の機械投資の弱さを示唆しており、在庫変動が成長を抑制する可能性と合わせて、Q2は慎重にみる必要があろう。また、政府支出は、前期同様に州・地方政府の不振、国防関連支出の減少と成長を押し下げた。外需は輸出の伸びが加速したが、輸入の増加で相殺され合計では成長率に対してニュートラルに。
このコンテンツの著作権は、株式会社大和総研に帰属します。著作権法上、転載、翻案、翻訳、要約等は、大和総研の許諾が必要です。大和総研の許諾がない転載、翻案、翻訳、要約、および法令に従わない引用等は、違法行為です。著作権侵害等の行為には、法的手続きを行うこともあります。また、掲載されている執筆者の所属・肩書きは現時点のものとなります。
執筆者のおすすめレポート
-
米経済見通し またギリシャか、欧州か…
内憂外患を抱えた状況は変わらず、良くも悪くもあまり期待しなければいい
2012年05月18日
-
Fed、現状維持で、先行きは何も示唆せず
メンバーの景気・インフレ見通しは、2012年を中心に上方修正
2012年04月26日
-
米経済見通し 変調を示唆する・示唆しない材料
外部の不安定さは、依然として“今年は違う”というシナリオのリスク要因
2012年04月19日
-
米経済見通し GDP ショックで大幅下方修正
2011年を1.7%成長と予想するが、下ブレリスクは存在
2011年08月19日
-
2011年前半の米国景気は1%成長にとどまる
個人消費の伸び悩みが主因
2011年08月01日
同じカテゴリの最新レポート
-
米長期金利を押し上げる利上げ織り込み加速は妥当か
むしろ警戒すべきは金融環境のタイト化による景気のオーバーキル
2026年10月01日
-
米国経済見通し 利上げの理由を問う
ファイティングポーズ?中立金利の上昇?不安定な期待インフレ?
2026年09月18日
-
共和党大会で読み解く米中間選挙の注目点
「トランプ大統領の選挙」との位置付けは、諸刃の剣か
2026年09月18日
最新のレポート・コラム
よく読まれているリサーチレポート
-
2026年ジャクソンホール会議の注目点は?
ウォーシュ議長はインフレ抑止に対する姿勢を明確に打ち出すか
2026年08月20日
-
“TACO”指数で読む トランプ大統領の“TACO”化の兆し
市場と世論が映す政策転換のサイン
2026年08月13日
-
高市政権誕生後の長期金利をどうみるか
2035年に3.3~4.0%程度で、海外保有拡大で更なる上昇も
2026年08月12日
-
第230回日本経済予測
円安・金利上昇下の日本経済と成長力強化への課題①AI活用による経済への影響、②資産市場と経済の好循環、を検証
2026年08月21日
-
GPIFガバナンス改革の功罪と課題解決の道
目先の運用見直しの可能性は低いが、硬直的運用への対応が課題
2026年08月13日
2026年ジャクソンホール会議の注目点は?
ウォーシュ議長はインフレ抑止に対する姿勢を明確に打ち出すか
2026年08月20日
“TACO”指数で読む トランプ大統領の“TACO”化の兆し
市場と世論が映す政策転換のサイン
2026年08月13日
高市政権誕生後の長期金利をどうみるか
2035年に3.3~4.0%程度で、海外保有拡大で更なる上昇も
2026年08月12日
第230回日本経済予測
円安・金利上昇下の日本経済と成長力強化への課題①AI活用による経済への影響、②資産市場と経済の好循環、を検証
2026年08月21日
GPIFガバナンス改革の功罪と課題解決の道
目先の運用見直しの可能性は低いが、硬直的運用への対応が課題
2026年08月13日

