サマリー
◆予想を大きく下回る今年前半の低成長を受けて、年後半から来年にかけての見通しが大幅に下方修正されている。Fedも例外ではなく、見通しを下方修正したうえで下ブレリスクが高まっていると指摘。7月の経済指標は概して底堅く推移したが、景気悪化懸念はむしろ高まっている。債務上限の引き上げ問題を巡る政治的混乱を端緒にして、様々な材料が金融市場を混乱させている。昨年とは異なり、金融や財政政策の迅速な対応が難しいことが不透明感を増幅している。
◆株価の大幅下落や金利の大幅低下という一連の動きにより、企業の景況感や消費者のマインドが大きく悪化している。2011年の成長率を1.7%と予想するが、マインドの変化が実際の行動にどのように表れるか、注視していく必要があるだろう。
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