サマリー
◆2026年1月6日、中国商務部が「日本への軍民両用品の輸出管理を強化することに関する公告」を発表した。同公告は日本を狙い撃ちにしたことが最大の特徴である。特に懸念されるのが、中国が日本に対して、レアアースの禁輸措置を実施することだ。
◆これまでの中国による日本への措置には、「自国経済・社会のさらなる不安定化につながらない」という前提条件が付けられているように思える。この点で、中国によるレアアースの対日禁輸措置の可能性をどう考えればよいのか?実施されれば中国の輸出減少につながるが、金額はそれほど大きくはない。中国にしてみれば、小さな代償で、日本経済・企業に大きな打撃を与え得ることになる。「一つの中国」の立場から台湾に関連する問題で中国が譲歩することはないと思われ、今後も中国経済・社会への影響が限定的であることを前提に、日本への措置が続く可能性が高い。
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