経済指標の要点(6/15~7/19発表統計分)

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2022年07月19日

サマリー

◆【企業部門】2022年5月の輸出は前月から増加した一方、生産と機械受注はいずれも減少した。輸出数量指数は前月比+1.7%と、供給制約による自動車輸出の減少もあって伸び悩んだ。鉱工業生産指数は同▲7.5%と2カ月連続で低下した。機械受注(船電除く民需)は、前月に大幅に増加した反動もあって同▲5.6%となった。

◆【家計部門】2022年5月の消費は前月から回復し、雇用環境は改善した。二人以上世帯の実質消費支出は前月比▲1.9%と3カ月ぶりに減少したものの、実態としての消費は緩やかな回復ペースを維持したとみられる。雇用関連指標では、完全失業率が2.6%と4カ月ぶりに上昇した。ただし3月並みの低水準にあり、雇用環境は改善傾向を維持したとみられる。有効求人倍率は1.24倍、新規求人倍率は2.27倍といずれも前月から上昇した。

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