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消費データブック(9/7号)

個社データ・業界統計・POSデータで足元の消費動向を先取り

2020年09月07日

経済調査部 エコノミスト 山口 茜

経済調査部 研究員 和田 恵

サマリー

◆8月の消費は、7月から小幅に減少したとみられる。財に関しては、業態によってまちまちであった。家電量販店やホームセンターの売上伸び率は7月から上昇した一方、新車販売台数は減少した。また、百貨店やスーパーは概ね7月並みで、アパレルは企業によって明暗が分かれた。他方、サービス消費は7月から小幅に悪化したと見込まれる。7月22日に「Go To トラベルキャンペーン」が開始されたものの、感染拡大地域からの帰省の自粛や、学校の夏休み期間の短縮が影響し、新幹線や旅客機など旅行関連需要への刺激効果は限定的だった。

◆【小売関連】8月の大手百貨店の売上は前年比2~3割減程度と、減少率は概ね7月並みであった。8月の大手家電量販店の売上伸び率は前年比+4%程度と7月から小幅に上昇した。特別定額給付金などの効果に加え、猛暑により特にエアコンの販売が好調であった。8月のスーパーの売上伸び率は同+3%程度と7月並みで、ホームセンターの売上は同+10%程度と7月から加速した。

◆【サービス関連】新幹線の8月の輸送量は前年比7~8割減程度と7月から悪化した。旅客機に関して、8月の輸送量はANA、JAL両グループともに国内線で前年比7割減程度、国際線で同95%減程度だった。9月は国内線の約4~5割、国際線の約9割が運休する予定である。

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