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「食品ロス削減」で知っておくべきこと(後編)

~フードシェアで「食品のまま」有効活用~

2019年09月19日

経済調査部 主任研究員 市川 拓也

サマリー

◆食品ロス削減により、捨てるはずの食品で消費者の一食分を満たすことができれば、その分、食材を育てるための天然資源、運搬にかかるエネルギー消費や二酸化炭素の排出等、一食分、消費・排出を先送りすることにつながる。

◆需給のミスマッチにより食べられるのに廃棄せざるを得ない食品を、再度マッチングできれば食品ロスを削減できる。概して食品は時間にともなう劣化が早いため、インターネットを通じたマッチングが有効であり、現にさまざまな「フードシェア」が国内外で見られるようになっている。

◆「食品ロスの削減の推進に関する法律の概要」(消費者庁)には「フードバンク活動の支援」の文言がはっきりと記されている。こうした食品ロス削減を通じた食べ物を入手できない者への支援も、SDGsに関わる重要な点である。元祖フードシェアと言えるフードバンク活動の支援も含め、多面的に進めるべきである。

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