サマリー
◆6月の貿易統計によると、輸出金額は前年比▲6.7%と前月(同▲7.8%)からマイナス幅は縮小、輸入金額は同▲5.2%と前月(同▲1.5%)からマイナス幅が拡大した。貿易収支は5,895億円と2ヶ月ぶりの黒字となった。
◆6月の輸出数量(大和総研による季節調整値)は前月比+5.7%と2ヶ月ぶりに増加したものの、10連休の影響によって落ち込んだ前月の大幅減からの回復は弱い。地域別では、米国向け(同+4.2%)、EU向け(同+12.1%)、中国向け(同+6.9%)と総じて増加した。
◆先行きの輸出数量は、世界経済減速の影響を受けて足踏みが続くとみている。米中貿易摩擦に関して追加関税第4弾の発動は見送られたものの、トランプ大統領が基本的なスタンスを変えたわけではない。今後の交渉次第では、再び第4弾を発動する可能性には留意が必要である。
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