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2017年12月日銀短観予想

業況感は良好な水準を維持、先行きに原油高の影

2017年12月07日

金融調査部 主任研究員 長内 智

小林 俊介

サマリー

◆12月15日に公表予定の2017年12月日銀短観において、大企業製造業の業況判断DI(最近)は22%pt(前回調査からの変化幅:0pt)、大企業非製造業の業況判断DI(最近)は24%pt(同:+1pt)と予想した。


◆大企業製造業の業況判断DIは、海外経済の回復が続く下で輸出と生産の増加傾向が続いていることや、為替レートが円安方向に振れたことが押し上げ要因となる一方、これまでの改善ペースが速かった反動がマイナスに作用する結果、横ばいになると予想した。大企業非製造業は、堅調なインバウンド需要や天候不順の影響緩和、さらには旺盛な建設・不動産需要などに支えられ、2四半期ぶりに改善すると予想した。


◆2017年度の設備投資計画(全規模全産業、含む土地、ソフトウェアと研究開発投資額は含まない)は前年度比+5.4%と、前回の9月短観(同+4.6%)から上方修正されると予想した。12月日銀短観の設備投資計画には、中小企業を中心に上方修正されるという「統計上のクセ」がある。今回は、高水準の企業収益が設備投資に対してプラスの影響を及ぼす一方で、設備稼働率が伸び悩んでいることなどを踏まえ、例年の修正パターン並みの結果になると想定した。

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