サマリー
◆労働力調査によると、2015年4月の完全失業率(季節調整値)は、前月から0.1%pt低下し3.3%となった。失業者数は、前月差▲2万人と3ヶ月連続で減少し、就業者数は▲28万人と2ヶ月連続で減少した。他方、非労働力人口は+35万人と3ヶ月連続で増加した。
◆一般職業紹介状況によると、2015年4月の有効求人倍率(季節調整値)は前月から+0.02pt上昇の1.17倍となった。また、新規求人倍率は前月差+0.05ptと大幅に上昇し、1.77倍となった。4月の求人倍率の内訳を見ると、求職については、新規求職申込件数(前月比+2.6%)は2ヶ月ぶりの増加、有効求職者数(同▲0.7%)は2ヶ月連続の減少。他方、求人側を見ると、有効求人数が同+0.8%と2ヶ月ぶりに増加し、新規求人数も同+5.4%と3ヶ月ぶりに増加した。
◆4月の雇用関連統計を総じて見れば、失業率の低下は就業者の非労働力化が主因であるものの、有効求人数、新規求人数とも増加し、労働需要が旺盛であることを確認できる内容であった。先行きについては、緩やかに景気拡大が進む中、企業の旺盛な労働需要を背景に、完全失業率や有効求人倍率に見る労働需給はひっ迫感の強い状況が続くと見込んでいる。
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