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資金循環統計(2018年1-3月期)

株価下落などにより各主体の金融資産残高は減少

政策調査部 主席研究員 土屋 貴裕

中里 幸聖

金融調査部 主任研究員 太田 珠美

ニューヨークリサーチセンター 研究員(NY駐在) 矢作 大祐

飯嶋 カンナ

森 駿介

金融調査部 研究員 中村 文香

サマリー

◆日本銀行(以下、日銀)から 2018年1-3月期の資金循環統計(速報)が公表された。2018年1-3月期の金融市場では、米国債金利の上昇や株価の下落などを背景に、各主体の金融資産残高は減少した。

◆家計の金融資産残高は、4四半期ぶりに減少した。残高は全ての項目で減少したが、現金・預金は季節調整をすると引き続き増加傾向にある。また株式等も株価下落の影響を受けたと考えられ、フローは取得超である。

◆民間非金融法人企業の金融資産残高は前期比で減少したが、資産価格が下落した影響によるものであり、フローで見ると取得超となった。寄与したのは主に対外証券投資、対外直接投資であり、対外証券投資は、リーマン・ショック以降最も増加額が大きい。

◆国債・財投債については、2013年の異次元金融緩和政策導入以降初めて中央銀行の買い越し規模が10兆円を割った。一方、預金取扱機関は2015年1-3月期以来12四半期ぶりに買い越しに転じた。

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