2018年07月13日
サマリー
◆7月の大和地域AI(地域愛)インデックスは、9地域中6地域の「東北」「関東甲信越」「東海」「近畿」「中国」「四国」で低下した。一方、「北海道」「北陸」は上昇、「九州・沖縄」は小幅上昇した。4月に引き続き下落した地域が多かったものの、インデックスは全国的に良好な水準を維持している。
◆分野別に見ると、企業マインドが悪化している地域が目立ち、生産や設備投資の勢いに陰りが見えるなど、企業活動の鈍化がインデックスの低下につながっている。ただ、全国的に人手不足が深刻であり、供給制約を解消するために、幅広い企業が、省人化投資などに積極的に取り組んでいくと期待される。
◆先行きに関しては、「平成30年7月豪雨」の影響に加えて、世界的に通商摩擦が激化するリスクには警戒が必要だ。前者については、インフラなどの復旧に要する期間が長期化すれば、広範囲に実体経済へ悪影響が及ぶ恐れがある。一方、後者は、まだ日本への影響が限定的であるとみられるが、自動車関連を中心に、先行きの関税引き上げに対する懸念が散見されており、今後も注視していく必要があろう。
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