特設注意市場（仮称）

東証上場制度総合整備プログラム

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2007年07月25日

金融調査部主任研究員横山淳

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サマリー

◆2007年6月22日、東証は「上場制度総合整備プログラム2007に基づく上場制度の整備等について」を公表した。この中で、東証は特設注意市場（仮称）を設ける方針を示している。

◆特設注意市場（仮称）とは、有価証券報告書等の「虚偽記載」などを行ったものの、影響が重大とはいえないとして上場廃止に至らなかった銘柄のうち、内部管理体制等の改善が必要なものを区分して継続的に管理する市場である。

◆東証は、こうした銘柄を特設注意市場（仮称）に指定することで、投資家へ注意喚起すると同時に、１年経過ごとに確認書を提出させ、改善状況をチェックすることとしている。

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