東証、流動性基準を見直し

東証上場制度総合整備プログラム

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サマリー

◆2007年6月22日、東証は「上場制度総合整備プログラム2007に基づく上場制度の整備等について」を公表した。この中で、流動性基準の大幅な見直しを行う方針を示している。

◆例えば、上場廃止基準について、従来の少数特定者持株比率基準を見直し、「流通株式比率5%未満(つまり非流通分が95%以上)の場合に上場廃止」と基準を緩和している。

◆その一方で、「流通株式数基準」、「流通株式時価総額基準」を新設することとしている。そのため、企業によっては総合的・実質的には基準が厳しくなるケースも考えられる。

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