2004年11月30日
サマリー
◆ 金融庁は11月16日に、『ディスクロージャー制度の信頼性確保に向けた対応について』を発表した。同ペーパーでは、一連の虚偽記載問題により低下したディスクロージャー制度の信頼性を回復するため、以下の対応をとることとしている。
◇ 有価証券報告書の審査体制の見直し
◇ 12月17日を期限とする開示企業の自主点検
◇ 公認会計士等に対する監督強化
◇ 内部統制の経営者による評価・監査法人による監査や課徴金制度導入などについて、金融審議会で検討を開始する。
◇ 各証券取引所への対応の要請
◆ このうち、金融審議会での検討結果は、2004年度内には、報告される模様である。
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