サマリー
◆4月の消費は、需要側で減少、供給側で概ね横ばいとなったが、総じてみれば小幅に減少したとみられる。需要側では、パック旅行費や宿泊料、外食といった項目で、10連休のゴールデンウィークによるプラスの影響が見られたが、月前半の気温が平年より低かった影響もあり、全体では多くの項目で減少した。消費者マインドは悪化が続いており、2019年に入り消費には弱さが見られる。
◆実質個人消費の先行きは、一進一退が続くとみている。個人消費の鍵を握る所得について、足下で原油価格が再び大きく下落していることは実質賃金の押し上げ要因となるものの、景気が停滞し企業業績が頭打ちとなる中、名目賃金の上昇ペースは鈍くなることが見込まれる。また、世界経済の先行き不透明感や消費増税を背景とする消費者マインドの悪化も消費の下押し要因となろう。
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