サマリー
◆2014年4月に量的・質的金融緩和は導入から1年を迎える。本稿は、量的・質的金融緩和の効果と課題についてまとめたレポートの第一弾である。本稿では、2012年衆議院選挙から量的・質的金融緩和導入までの期待形成の変化について分析する。
◆マーケットの短期金利のパスの予想からは、2012年の衆議院選挙の前後で、「時間軸の長期化」や「景気の回復ペースの加速」、「名目期待成長率の上昇」という極めてポジティブな期待形成の変化が確認された。
◆2012年の衆議院選挙での安倍首相(当時は自民党総裁)の発言は、政府・日銀が一体となって円高是正に取り組む姿勢を明確にしたことで、為替レートを急速に減価させることに成功した。
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