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新興国マンスリー(2019年3月)金融緩和競争と株高の持続性を考える

~実体経済的には不安がいっぱい~

2019年03月05日

金融調査部 金融調査部長 児玉 卓

経済調査部 主席研究員 齋藤 尚登

経済調査部 経済調査部長 山崎 加津子

経済調査部 主任研究員 市川 拓也

経済調査部 研究員 中田 理惠

サマリー

◆FRBのハト派化をきっかけに、金融緩和競争的な状況が起きる可能性が生まれている。緩和に乗り遅れることは自国通貨の不要な増価を招く。そのため緩和競争は自己実現的に緩和競争を一段と活発化させ得るのだ。現在の株高は、これを一部織り込んだ結果である可能性がある。

◆一方、世界貿易が失速するなど、実体経済的には世界は多くのもろさを抱えている。現在の株高がこれらの克服を織り込んだものであるかは、再考の余地があろう。金融政策には引き締めと緩和に効果の非対称性があることにも注意しておきたい。

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