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新興国マンスリー(2014年4月)安定性は強化、だが遠い成長再開

~ウクライナ危機がロシア経済凋落のきっかけに?~

2014年04月03日

経済調査部 経済調査部長 児玉 卓

経済調査部 主席研究員 齋藤 尚登

経済調査部 主席研究員 山崎 加津子

新田 尭之

井出 和貴子

サマリー

◆ロシアと欧米の間では、経済的相互依存関係の強まりが制裁の抑止力として機能していることが示されている。ウクライナ危機の短期的なグローバル経済へのインパクトは小さい。しかし、徐々にロシア経済の苦境が強まり、プーチン政権が政権延命の方策として対外的強硬策を繰り返すリスクは残る。腰の引けた制裁合戦の潜在的コストである。


◆現在、米国経済の堅調さが市場のリスク許容度を高め、新興国市場の安定につながっている。今後は欧米との表裏の関係として新興国全般の経常収支が黒字化し、安定感が強まっていくことになろう。ただし、安定から成長へのバトンタッチは容易ではなく、当面の成長率回復は穏やかなものに留まろう。

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