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リスクオンが強まる投信への資金フロー

株式型、為替ヘッジ無型へとマネーは向かう

2013年05月13日

金融調査部 研究員 矢作 大祐

サマリー

◆2012年の投信への資金フローは、流入超ではあったものの流入額は前年よりも減少した。流入したマネーは債券型へ、中でもエマージング型や北米ハイイールド型へと流入する傾向があったと言えよう。


◆2013年に入り、投資家はリスクオンの傾向にあり、投信への資金流入先も債券型から株式型へと変化しつつある。特に、個人投資家は、現物市場において株式を売り越しているが、投信経由で資金を株式投資へと向かわせている。


◆債券型では、2012年と同様に、エマージング型や北米ハイイールド型に資金が流入している。しかしながら、2013年は為替差益を目的に為替ヘッジ無型へと資金が向かっている点で2012年よりもリスクを取る傾向にある。


◆従来、投信の保有は高齢層(60代・70歳以上)が中心であったが、投信保有者、未保有者ともに若年層(20代・30代)の購入意欲が高まっている。特に未保有者の若年層が他の年代に比べて収益性を重視していることから、リスクオン傾向にある現在、投資を進める機運が高まっていると言える。

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