2022年10月20日
サマリー
◆人材の維持・保持(リテンション)のためにも、また人的資本経営のためにも、退職の要因を把握することは重要な課題だ。
◆そこで本稿では数理モデルを用い、その結果を踏まえて一定期間にどの程度退職者がでるのかという退職確率の分析、さらに予測を行ってみた。
◆採用したのは、エンゲージメント・データと組み合わせて退職確率に影響を与えている要素を明らかにするモデルである。
◆分析のための分析ではなく、データにより、何が大きく退職を決めるファクターなのかを可視化し、より有効な人事施策を取ること、それが最終目標である。
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