サマリー
◆2016年3月26日、北海道新幹線の新青森-新函館北斗間が開業する。これによって本州と北海道は一本の新幹線で結ばれることになり、青函トンネルの開通以来約30年を経て、青函地域は新たな時代に入る。
◆新幹線開業によって、観光入込客の増加が期待できるなど、多くの可能性を秘めている。今後は、北関東、東北、海外からの誘客に青函圏一体となった取組を行うともに、沿線自治体や事業者が連携して、地域の魅力をさらに向上させる取組が必要であろう。
◆一方で東京と函館との所要時間が航空機利用との境目といわれる4時間の壁を切れなかったことや沿線地域の人口減少、並行在来線の経営など、今後の検討課題が多くあるのも事実である。速度向上、並行在来線の活性化、早期の札幌延伸が望まれる。JR北海道の経営に与える影響にも注視する必要がある。
このコンテンツの著作権は、株式会社大和総研に帰属します。著作権法上、転載、翻案、翻訳、要約等は、大和総研の許諾が必要です。大和総研の許諾がない転載、翻案、翻訳、要約、および法令に従わない引用等は、違法行為です。著作権侵害等の行為には、法的手続きを行うこともあります。また、掲載されている執筆者の所属・肩書きは現時点のものとなります。
同じカテゴリの最新レポート
-
地域で影響を増す外国人の社会増減
コロナ禍後の地域の人口動態
2025年07月24日
-
生成AI利活用に関する技術・サービスの動向
基盤モデルなどの最新動向、および全体像・自社事例を解説
2024年07月01日
-
コロナ禍を踏まえた人口動向
出生動向と若年女性人口の移動から見た地方圏人口の今後
2024年03月28日
関連のサービス
最新のレポート・コラム
-
IOSCOの2026年作業プログラム
グローバル化とデジタル技術の進化がもたらす構造的リスクに対処
2026年03月13日
-
財政安定化の条件:ドーマー条件成立だけでなく、PB黒字化が重要
財政シリーズレポート4
2026年03月13日
-
米国:AIブームの裏側で高まる金融リスク
ITセクターの収益懸念が揺らすプライベート・クレジット市場
2026年03月13日
-
大和のクリプトナビ No.8 東証が暗号資産トレジャリー企業への対応を検討か
トレジャリー企業を巡る直近の動向と海外制度の整理
2026年03月12日
-
続・アクティビスト投資家進化論
~今後アクティビスト投資家に求められる「価値創造力」~
2026年03月13日

