- 総人口は13.40億人で、前回調査(2000年)比7,390万人の増加(5.84%、年平均0.57%増)。1990-2000年の年平均伸び率は1.07%であったので、人口増加率の鈍化が顕著。
- 0-14歳人口の総人口に占める比率は16.60%で、2000年比6.29%ポイント低下。他方60歳以上人口の総人口に占める比率は13.26%で、2000年比2.93%ポイント上昇、65歳以上の比率は8.87%で、2000年比1.91%ポイント上昇。(国家統計局は、出生率が低水準で安定する中で、医療衛生保健などの面で改善があり、高齢化が進んでいると説明)
- 都市部の居住人口は6.65億人(総人口比49.68%)、農村部は6.74億人(50.32%)、2000年比、都市部が13.46%ポイント上昇。
- 家庭戸数は、31の省、自治区、直轄市も含めた全体で4億戸、家族人口は12.4億人、1家庭当り平均家族人数3.10人で、2000年の3.44人から縮小。低出生率、人口流動化、結婚後の子供の独立などから、家族規模は傾向的に縮小。
- 農村から都市部への人口移動を反映して、実際の居住地と戸籍登録地が異なる、あるいは戸籍登録地を離れて半年以上が経過する人口が2.61億人と、2000年(1.17億人)比81.03%の大幅増加。
- 出生人口男女比率は118.06:100で、2000年比男性が1.2%ポイント上昇、ただし2005年以降、インバランスは傾向的に縮小。ストックベースでの男女人口比率は106.74:100(2000年は105.2:100)。
- すでに多くの専門家が、中国はすでにルイス転換点(刘易斯拐点)を迎えていると見ている。
- 国家計画生産委は一貫して、出生率は1.8程度と言ってきたが、今回の普査も含め各種調査を客観的に見ると、1996-2010年の実際の出生率は1.35程度とすでに相当低くなっている。
- 急激な都市化の進展や一人っ子政策など複数の要因が、人々の出産に対する観念を変え、多くの人々がすでにあまり子供を生みたがらなくなっている。
- 現行の人口政策が変わらない場合、高齢化と少子化が深刻な問題になってくる。2030年頃から、生産労働力は10年毎に1億人ずつ減少する。65歳以上の人口比率は2050年には約28%にまで上昇する。2000年には9.1人の労働者(18-64歳)が一人の65歳以上の高齢者を養っていたが、これが、2030年、2050年には、各々3.7人、2.1人の労働者が一人の高齢者を養うことになる。
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