2011年11月29日
サマリー
経済発展著しい新興国への進出は、日本企業にとって重要な成長戦略のひとつと考えられる。しかし、法規制や商慣行の違いなど越えなければならないハードルも多く、自力進出を行ったものの、満足のいく成果を出せずにいる企業も多い。
これらの企業にとっての次の戦略が、地元企業の買収による当該国への進出である。そこで本稿ではパナソニック電工によるインド企業の買収を成功事例として取り上げる。成功の要因として抽出した、家族経営の体質から組織経営の体質に転換できた点をはじめ、後続企業に多くの示唆を提供してくれる。
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