◆中国では2022年大学卒の就職動向に大きな関心が寄せられている。本年はいわゆる「Z世代」「00後世代」が社会人となるタイミングと重なることで、新卒者は過去最高となる1,076万人を数える。
◆悪化が続く不動産市況に加え、一部IT企業や教育産業などに対する規制強化の影響を拭いきれない中国経済は減速傾向が鮮明となっている。また、「ゼロコロナ政策」が追い打ちをかけるかたちで、中国の大学新卒者は今まで経験したことのない就職難に直面しているといっても過言ではない。
◆足元の若年層の高い失業率も相まって、2022年の新卒者の就職戦線は非常に厳しいものとなりそうだが、国も手をこまねいているわけではない。2014年に表明された「双創」 政策を軸に中央政府、地方政府ともに学生起業を後押しする施策を次々と打ち出している。中国における学生起業が就職氷河期を生き抜くベストシナリオとなることが期待される。
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