2012年01月25日
サマリー
◆2011年6月に開催された株主総会で、東証一部上場会社のうち238社(246議案)が定款変更を実施したことが確認できた。本稿では、これらの定款変更議案の決議結果について紹介する。
◆これらの会社の臨時報告書によれば、(会社提案による)定款変更議案は全て可決された。その賛成比率は、平均96.4%であった。
◆また、各社の2011年6月総会で最も賛成率が高かった議案と定款変更議案との賛成率の差を求めると、平均1.24%ポイントであり、総じて高い賛成率で可決されていることが分かる。
◆その一方で賛成比率が3%ポイント超乖離しているケースも26件(10%ポイント超乖離は9件)確認された。特に、発行可能株式総数(授権枠)の拡大、取締役会決議による剰余金配当などを含む定款変更議案には反対票が集まる傾向が強いようだ。
◆これらの会社の臨時報告書によれば、(会社提案による)定款変更議案は全て可決された。その賛成比率は、平均96.4%であった。
◆また、各社の2011年6月総会で最も賛成率が高かった議案と定款変更議案との賛成率の差を求めると、平均1.24%ポイントであり、総じて高い賛成率で可決されていることが分かる。
◆その一方で賛成比率が3%ポイント超乖離しているケースも26件(10%ポイント超乖離は9件)確認された。特に、発行可能株式総数(授権枠)の拡大、取締役会決議による剰余金配当などを含む定款変更議案には反対票が集まる傾向が強いようだ。
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