サマリー
◆2025年9月の機械受注(船電除く民需)は前月比+4.2%とコンセンサス(Bloomberg調査:同+2.0%)を上回り、3カ月ぶりに増加した。製造業の増加幅が大きく、非製造業(船電除く)の受注減を補った。内閣府は機械受注の基調判断を「持ち直しの動きに足踏みがみられる」に据え置いた。
◆製造業からの受注額は2カ月ぶりに増加した。化学工業やはん用・生産用機械、その他輸送用機械などからの受注が増加し、全体を押し上げた。非製造業(船電除く)からの受注は3カ月連続で減少した。運輸業・郵便業や情報サービス業、卸売業・小売業などからの受注が減少した。
◆先行きの民需(船電除く)は横ばい圏で推移するとみている。企業の設備投資意欲は強い中、企業のマインドの回復も見られることから機械受注の増加が期待される。ただし、人手不足による工期の遅れなどで設備投資の実行が遅れるとの指摘もある。米関税政策がもたらす悪影響にも引き続き注意が必要だ。
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