サマリー
◆2025年5月の消費は4月から横ばい圏で推移したとみられる。財消費は概ね横ばいだった。新車販売台数(大和総研による季節調整値)やスーパーの販売額は前月から小幅に減少した一方、コンビニの販売額は増加した。百貨店の販売額は、インバウンド消費の減少の影響を除くと横ばい圏で推移している。他方、サービス消費は小幅に増加した。新幹線輸送量や宿泊者数、外食産業売上高はいずれも前年比の伸び率が前月から拡大した。
◆6月の消費は5月から横ばい圏で推移したとみている。財消費は概ね横ばいだった。JCBの家電消費額(大和総研による季節調整値)は前月から減少した一方、新車販売台数(同)は増加した。他方、サービス消費も概ね横ばいだった。JCBのサービス消費額(同)は前月から小幅に減少した。他方、JCB宿泊消費額(同)とJCB外食消費額(同)は増加した。
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