サマリー
◆10月の消費は財消費・サービス消費ともに前月から増加した。財消費では、自動車関連や、秋冬商品の販売が好調だった衣類関連等が押し上げた。サービス消費に関しては、10月は新型コロナウイルスの感染拡大が比較的落ち着いていたことに加え、「Go Toキャンペーン」などを背景に、国内パック旅行費、鉄道運賃、外食といった対面や移動を伴う消費が増加した。中旬に公開された人気作品の影響により映画・演劇入場料も好調であった。
◆個社データや業界統計、POSデータを見ると、11月の消費は10月と概ね同水準だったと見込まれる。
◆先行きの消費は社会経済活動と感染拡大防止のバランスを模索する中で、振れを伴いながらも均せば非常に緩やかに増加するとみている。感染拡大の防止と、対面や移動を伴うサービス需要の喚起の両立をいかに図れるかが消費の先行きを大きく左右するだろう。
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