サマリー
◆日米中3カ国では概ね「中国→米国→日本」の順番で景気回復となるパターンが見られ、2020年は日本の回復期入りが期待される。当面は輸出の回復がポイントとなろう。
◆業種別に生産の先行きを見通すと、半導体需要の回復に伴う電子部品・デバイスの生産増が期待される一方、日米家計所得の影響を強く受ける輸送機械は横ばいで推移し、両者の動きが乖離した状況が続くと想定される。
◆だが、業種間の波及構造を踏まえた当社の試算によれば、稼働率上昇による資本財需要の増加などもあり、鉱工業生産全体は緩やかな増加基調が続こう。ただし、新型肺炎の影響などによって、前提となるシリコンサイクルが下振れするリスクには細心の注意が必要である。
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