サマリー
◆グローバルバリューチェーンは、EU、東アジアを中心に発展を遂げ、世界経済にプラスの効果をもたらしてきた。また、その効果はとりわけ新興国にとって大きく、新興国の先進国に対するキャッチアップを促進してきたと考えられる。
◆これまで豊富な低賃金労働力を活かして、「量」による成長を続けてきた中国は、製造業の高付加価値化を進め、「質」による成長モデルへの転換を図っている。グローバルバリューチェーンにおいても、これまで欧米先進国や日本が担ってきた役割に取って代わるべく、ASEAN諸国への投資を積極化している。
◆中国の台頭による競合の激化が見込まれる中、いかに競争力を維持していくかが、今後の日本にとっての大きな課題となる。グローバルバリューチェーンの更なる効率化や、技術力向上のための研究開発が、これまで以上に重要性を増すことになろう。
このコンテンツの著作権は、株式会社大和総研に帰属します。著作権法上、転載、翻案、翻訳、要約等は、大和総研の許諾が必要です。大和総研の許諾がない転載、翻案、翻訳、要約、および法令に従わない引用等は、違法行為です。著作権侵害等の行為には、法的手続きを行うこともあります。また、掲載されている執筆者の所属・肩書きは現時点のものとなります。
同じカテゴリの最新レポート
-
2025年11月消費統計
財とサービスいずれも強く、総じて見れば前月から増加
2026年01月09日
-
消費データブック(2026/1/6号)
個社データ・業界統計・JCB消費NOWから消費動向を先取り
2026年01月06日
-
2025年11月雇用統計
失業者数が減少し、雇用環境の改善が進む
2025年12月26日
最新のレポート・コラム
よく読まれているリサーチレポート
-
日本経済見通し:2025年10月
高市・自維連立政権の下で経済成長は加速するか
2025年10月22日
-
非財務情報と企業価値の連関をいかに示すか
定量分析の事例調査で明らかになった課題と今後の期待
2025年11月20日
-
中国:2025年と今後10年の長期経済見通し
25年:2つの前倒しの反動。長期:総需要減少と過剰投資・債務問題
2025年01月23日
-
第227回日本経済予測
高市新政権が掲げる「強い経済」、実現の鍵は?①実質賃金引き上げ、②給付付き税額控除の在り方、を検証
2025年11月21日
-
グラス・ルイスの議決権行使助言が大変化
標準的な助言基準を廃し、顧客ごとのカスタマイズを徹底
2025年10月31日
日本経済見通し:2025年10月
高市・自維連立政権の下で経済成長は加速するか
2025年10月22日
非財務情報と企業価値の連関をいかに示すか
定量分析の事例調査で明らかになった課題と今後の期待
2025年11月20日
中国:2025年と今後10年の長期経済見通し
25年:2つの前倒しの反動。長期:総需要減少と過剰投資・債務問題
2025年01月23日
第227回日本経済予測
高市新政権が掲げる「強い経済」、実現の鍵は?①実質賃金引き上げ、②給付付き税額控除の在り方、を検証
2025年11月21日
グラス・ルイスの議決権行使助言が大変化
標準的な助言基準を廃し、顧客ごとのカスタマイズを徹底
2025年10月31日

