2023年04月19日
サマリー
◆有価証券報告書における「配当政策」に関する記述には、「安定的」な配当を基本方針とするものや、配当性向・総還元性向などに連動した配当(業績連動の配当)を基本方針とするものなど、いくつかのパターンがある。
◆TOPIX500採用企業では、約5割が業績連動型の配当方針を掲げている。業種間の差異はあるが、業績連動型の配当方針を掲げる企業はこの5年間で緩やかに増加している。
◆日本では「安定配当」を志向する企業が多いとされてきたが、その言葉の意味するところは曖昧だ。「一株当たり配当額を固定する」以外でも、「配当性向を固定する」の意味で「安定配当」が用いられることがあるようだ。「安定的」な配当を行うとする企業の実際の配当額を見ると、前年度から増加させる(増配する)例が多かった。
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