2014年09月02日
サマリー
◆少子高齢化にともなう人口減少により労働力の不足が顕在化しつつある。
◆パート・アルバイトの主体は30歳代後半から60歳代前半のミドル世代の女性であるが、業種や業態により依存している世代等が異なる。
◆2025年にかけて、パート・アルバイト全体では約12%の減少が予想されるが、より若い世代に労働力を依存している衣料小売や外食産業等では、減少幅がさらに大きいと予想される。
◆都市圏では女性とシニア層、地方圏では特にシニア層が潜在的な労働力として活躍が期待される。
◆女性やシニアが働きやすい労働環境を整えることに加え、雇用形態を問わずモチベーションを持って創発的に働ける風土や組織の構築が求められる。
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