1. トップ
  2. レポート・コラム
  3. 政策分析
  4. 社会保障
  5. コロナ禍で顕在化した介護の課題

コロナ禍で顕在化した介護の課題

介護給付の重点化と効率化が急務

2020年09月30日

政策調査部 研究員 石橋 未来

サマリー

◆コロナ禍に伴う介護の利用控えによる重度化が懸念された。だが、ほぼすべての診療科で受診抑制が見られた医療とは異なり、介護の利用控えはショートステイやデイサービスなど軽度者の利用が多い一部のサービスにとどまった。

◆軽度者の利用が減ったことで、サービス供給が重度者に重点化された面があったと言えるかもしれないが、利用件数が減少しても介護費用は増加基調にある。

◆感染拡大の影響で業績が悪化している企業は多く、介護などの社会保険料の増加が企業の経営を圧迫している。介護費用のさらなる膨張が見込まれる中、負担の先行きを示し、制度の持続性を高めるためにも、これまで指摘されてきた給付の見直しが急務であることをコロナ禍は示している。

このコンテンツの著作権は、株式会社大和総研に帰属します。著作権法上、転載、翻案、翻訳、要約等は、大和総研の許諾が必要です。大和総研の許諾がない転載、翻案、翻訳、要約、および法令に従わない引用等は、違法行為です。著作権侵害等の行為には、法的手続きを行うこともあります。また、掲載されている執筆者の所属・肩書きは現時点のものとなります。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加