発行可能株式総数（授権枠）と株式の消却の関係

「会社法」の焦点シリーズ12

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2005年09月30日

堀内勇世

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サマリー

◆　今年6月29日に「会社法」が成立し、7月26日に公布された。

◆　この会社法は、現在、株式会社などの会社に関する規制が商法などのいくつかの法律に散らばっているのでそれをまとめるとともに、現在の社会経済情勢にあうように改正を施したものである。

◆　現行商法の下では、株式の消却を行うと授権株式数（授権枠）が減少するとされている。

◆　会社法ではこの点が改正されたのであろうか。

◆　会社法の条文だけでは明らかではないが、法務省立案担当官の解説記事によれば、改正されている。

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