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米GDPは前期比年率▲4.8%のマイナス成長

2020年1-3月期米GDP:収束後の回復ペースが焦点も、下振れリスクは当面継続

2020年05月01日

ニューヨークリサーチセンター 研究員(NY駐在) 矢作 大祐

サマリー

◆2020年1-3月期の実質GDP成長率は前期比年率▲4.8%と、2008年10-12月期以来のマイナス幅となった。新型コロナウイルス感染拡大、及び3月半ば以降の自宅待機要請・指示といった対応策の影響が出始め、米国経済が急速に悪化したことが確認された。

◆米国全体としては感染者の増加は高水準で推移しており、収束は依然として見通せない。4-6月期のGDPは1-3月期以上に大きく落ち込むと見込まれる。ただし、急激な落ち込みは想定内であり、焦点は早くも回復のタイミングとペースに移る。

◆FRBが中期見通しを引き下げたように、雇用環境や外部環境の悪化によって景気回復の遅れが意識され始めた。収束の長期化や、経済活動の再開後の感染拡大の第二波・第三波が起きれば、経済のダメージは大きくなり、回復への道のりは長引くことになる。新型コロナウイルス感染拡大の収束を巡る不確実性は大きく、米国経済は当面の間下振れリスクと向き合い続けることが想定される。

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