サマリー
◆2017年10-12月期の実質GDP成長率は前期比年率+2.6%と前期の同+3.2%から減速し、市場予想(Bloomberg調査:同+3.0%)を下回る結果となった。しかし、成長率の内訳を見ると、非常に強い内容であり、ヘッドラインの減速を懸念する必要はない。
◆今回、GDP成長率が減速する最大の要因となったのは、控除項目である輸入が前期比年率+13.9%と2010年7-9期以来の高い伸びとなったことである。国内需要の内訳を見ると、個人消費、設備投資、政府支出が前期から加速、前期にマイナス成長だった住宅投資も増加に転じており、内需の堅調さが輸入を増加させる要因となったと考えられる。
◆米国経済の先行きに関しては、内需の拡大を中心とした、自律的な景気拡大が続くと見込まれる。加えて、2017年12月に成立した税制改革が2018年1月から適用されており、景気拡大をサポートする要因となろう。
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