サマリー
◆2024年4-6月期の実質GDP成長率は前期比年率+3.1%(前期比+0.8%)だった。自動車の生産体制の正常化が進み、個人消費や設備投資、輸出を押し上げた。所得環境の改善もあって個人消費が5四半期ぶりに増加したほか、幅広い需要項目で増加が見られた。
◆7-9月期の実質GDP成長率は個人消費や設備投資などの回復が続くことで、前期比年率+2%台半ば(前期比+0%台半ば)と見込んでいる。一方、米国など海外経済の悪化による輸出の下振れリスクや、円高の影響などには注意が必要だ。
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