サマリー
◆2020年7-9月期の実質GDP成長率は前期比年率+22.9%(前期比+5.3%)と、1次速報値の同+21.4%から上方修正された。需要項目別に見ると、設備投資は12月1日公表の法人企業統計調査の結果やGDP基準改定などを受け、1次速報値の前期比▲3.4%から同▲2.4%に上方修正された。個人消費や住宅投資、公需もそれぞれ上方修正された。外需では、輸入が上方修正されたことで実質GDPへの寄与度の改定幅は同▲0.2%ポイントとなった。
◆10-12月期の実質GDP成長率は前期比年率+3%程度と、7-9月期から大幅に減速するとみている。10月以降、感染再拡大により日米欧では感染症対策が段階的に強化され、英国やフランスなどではロックダウンが実施された。国内のサービス消費はGo To キャンペーンの効果もあって9月後半から回復基調が強まったとみられるが、家計消費額が一年で最も大きい12月にサービス消費の自粛が広がる可能性が高い。当面は内外需ともに下振れリスクの大きい状況が続くだろう。
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