サマリー
◆2018年10-12月期の実質GDP成長率(二次速報)は前期比年率+1.9%(前期比+0.5%)と、一次速報(前期比年率+1.4%、前期比+0.3%)から小幅に上方修正された。
◆ただし、上方修正の主因は民間在庫変動の上方修正であり、景気実態の改善を示すものではない。また、10-12月期成長率のプラス転換は、自然災害の影響を受けてマイナス成長に落ち込んだ7-9月期からの反動という色合いが強い。一過性の要因を除いた基調は弱く、2017年10-12月期以降、実質GDPの水準は横ばい圏での推移が続いている。
◆先行きの日本経済は、引き続き潜在成長率を若干下回る低空飛行を続ける公算が大きい。輸出の趨勢を左右する世界経済は、今後も減速傾向を継続する可能性が高い。従って、日本経済は内需頼みの状況が続く。当面、鍵を握るのはエネルギー価格の動向と、消費増税をめぐる各種の対策となりそうだ。
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