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2017年8月鉱工業生産

資本財や乗用車の増産が全体を牽引

2017年09月29日

前田 和馬

小林 俊介

サマリー

◆8月の生産指数は前月比+2.1%と、市場コンセンサス(同+1.8%)を上回った。一方、8月の出荷指数は同+1.8%、在庫指数は同▲0.6%、在庫率指数は同▲4.3%となった。製造工業生産予測調査で見ると、9月:同▲1.9%、10月:同+3.5%となっている。


◆8月の生産指数と出荷指数がともにプラスとなったことに加えて、在庫は減少しており、堅調な内需や輸出を背景とした増産基調が維持されたと判断できる。生産予測調査では9月の減産を見込むものの、10月は再び増産に転じる見込みであり、悲観的に捉える必要はないだろう。


◆2017年11月以降に関しては、非常に緩やかな増産を見込んでいる。維持・補修のための設備投資が今年度は期待されるものの、稼働率の上昇トレンドが維持されるかに注視する必要があろう。耐久消費財については、軽自動車を中心とした新車投入効果や白物家電等が買い替えサイクルを迎えていることから、引き続き底堅く推移することが見込まれる。

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