サマリー
◆2015年10月の機械受注統計によると、国内設備投資の先行指標である民需(船舶・電力を除く)は、前月比+10.7%と2ヶ月連続の増加となり、市場コンセンサス(同▲1.5%)を大幅に上回った。3ヶ月移動平均でみても上向きに転じており、機械受注は夏場を底に増加基調に転じていると評価できる。
◆10月分のデータに関して、需要者別に受注をみると、製造業は前月比+14.5%と5ヶ月ぶりに増加した。大型案件によって押し上げられた5月をピークとした減少基調に歯止めがかかった格好である。非製造業(船舶・電力を除く)は前月比+10.7%と2ヶ月連続で増加した。
◆先行きの機械受注は横ばい圏での推移を予想している。昨夏より継続する原油安などに伴う企業収益の改善は、設備投資意欲を下支えする要因になるとみている。特に、海外経済減速の影響を受けにくく、堅調な内需に支えられた非製造業において、人手不足に対応した省力化・省人化投資が行われることが期待される。
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